就任直後に倒れて治療を受けていた、西宮伸一・中国大使が16日朝、東京都内の病院で亡くなりました。
60歳でした。
政府は、沖縄県の尖閣諸島を国有化したことなどを巡って、日中関係が悪化していることもあり、後任人事の調整を急ぐことにしています。
政府は、今月11日の閣議で、おととし、民間から起用した丹羽宇一郎・中国大使の後任に、外務審議官だった西宮伸一氏をあてる人事を決めました。
しかし、西宮氏は、大使就任直後の今月13日に、東京・渋谷区の自宅近くの路上で倒れているのが見つかり、東京都内の病院に入院して治療を受けていましたが、16日朝、亡くなりました。